アートメイクサロンラパンダ 村上さやか代表にインタビュー|看護師から美容業界への転身

東京・西五反田にあるプライベートサロン「ラパンダ」。運営するのは、10年以上の看護師経験を経て独立をした、村上さやかさんです。

アートメイクサロンラパンダで行っているのは、眉やアイラインのアートメイク。ラパンダでは、30〜50代を中心に人気を集め、最近では男性の方の来店も少なくありません。

看護師そして、3児の母でもある村上さやかさんが、なぜ、美容業界に転身し、独立に至ったのかについてお話を伺いました。

目次

アートメイクサロン ラパンダ 代表・村上さやかさんの経歴とプロフィール

ミーパス編集部

はじめに、村上さんの簡単なご経歴を教えていただけますか?

さやかさん

もともとは看護師として、10年以上勤めてきました。
本業と並行してアートメイクの活動も行っていましたが、5年ほど前に独立し、現在はプライベートサロンを運営しています。

サロンを開業する前は、看護師だったと言うさやかさん。そこから本業と並行しながらアートメイク施術をはじめ、5年までに自宅サロンを開業されました。

元々は独立願望はなかった、美容業界に関しても競争が厳しく大変な印象があったと語ります。さまざまな人との出会いやきっかけがあり、今に至ったそうです。

アートメイクサロン ラパンダ創業の背景と原点

完全個室のプライベート空間、アートメイクサロン ラパンダとは?

東急目黒線「不動前駅」から徒歩7分のところにあるプライベートサロン「ラパンダ」。

開店当初は、眉毛とアイラインのアートメイクの専門サロンとして開業されました。

現在ではお客様のニーズにお応えして、美容脱毛、フォトフェイシャル、韓国で話題沸騰中の最新美容施術ローマピンクなど、「すっぴんから綺麗になる」をコンセプトに、お客様が気軽にトータルビューティーを目指せるサロンとしてさまざまな美容施術を受けることができます。

本業のかたわら施術をしていたときから数えると、施術歴は15年施術実績は1,000件以上にのぼります。本業に、サロンに、さらには子育てと、仕事と子育てを両立させながら、現在も奔走されています。

アートメイクサロン ラパンダを立ち上げたきっかけ

ミーパス編集部

アートメイクサロンラパンダを立ち上げたきっかけを教えていただけますか?

さやかさん

看護師をしていた頃の患者さんをみて、美という視点で何かできないか?感じたことです。

もともと美容全般に興味があり、アートメイクの施術の存在は知っていたというさやかさん。毎日のメイクの負担などを考えると肌に良さそう、メイクもラクになるなという印象を持っていたものの、「美容業界」に対する漠然とした不安や、競争の厳しいイメージがあったそうです。

その中で、ラパンダ立ち上げのきっかけに、看護師として働いていた頃の、とある出来事がありました。

さやかさん

お顔の手入れをしようとしても、肩や手を上げるのが難しくなったり、目が見えにくくなったりする患者さんがいらっしゃったんです。

ふとした瞬間に、鏡をみて、メイクをしていない自分を見て、なおさら落ち込んでしまう…。
そんな人に、自分の顔で自信を持ってもらえたらと思って、アートメイクをスタートしました。

入院していると、病そのものだけでなく、その環境にも影響され、精神的にも下がってしまう状況に陥りがちです。そんな患者さんたちが、もう一度自分に自信を持てるきっかけになってほしい

さやかさん自身の興味・関心のある分野と、患者さんに関わる中で気づいた人助けの想いがサロン開業への後押しとなりました。

アートメイクサロン ラパンダ 代表 村上さやかさんが独立するまでの経緯とキャリア

ミーパス編集部

もともとは看護師と並行してアートメイクをされていたそうですが、独立を決意したきっかけを教えていただけますか?

さやかさん

1対1で相手に向き合うことが得意だという、自身の長所に気づいたこと、美容業界でも、プライベートサロンという形で、競争が激しくない環境を作れることに気づいたことが大きかったです。

病院で夜勤をこなしながらの勤務の中、「このままの働き方で良いのだろうか?」「外の世界を見てみたい、何かをしなきゃ」と感じ、興味があった美容業界に足を踏み入れます。

独立のきっかけとなったのは、病院内で働くなかで見えてきた自身の強み。

看護師として病院で働いているときは、何かをするとしてもあくまでも医師の指示のもとという制限がかかります。もちろん、それもそれでよかったのですが、次第に「自らが主体となって、1対1で話すことが好き」という長所に気づきました。

独立すれば、自分のペースで、相手に向き合った事業ができる。そうして、副業としての活動から、独立してサロンを立ち上げることに舵を切りました。

アートメイクサロン ラパンダの事業内

ラパンダのアートメイクについて

さやかさん

お客様一人ひとりと、丁寧に向き合うことを心がけています。

アートメイクは、「気になっていたけど周りに施術を受けた人がいなくて、勇気を出して来店した」というお客様が多いメニューとのこと。

そのため、まずは、入念にヒアリングを行い、不安や疑問点を解消しながら眉の形や濃さなどの方向性をお客様と一緒に決めていきます。

さやかさん

初めてアートメイクをされる時は、その後のメンテナンスについても事前にお話ししています。

1回やって終わりではなく、綺麗な状態、理想の状態をキープするために、ラパンダではまずは2回、来店していただくことをお勧めしています。

そのため、2回やると良い理由や、1回目の来店でどこまでやるのか、2回目の来店のタイミングなどもご説明して、納得した上で施術させていただきます。

また、アートメイクは、皮膚の薄い層に色を入れていく施術となるため、個人差はありますが施術後に痛みを感じたり、赤みが出たりすることがあります。

丁寧に説明し、不安がない状態で施術をうけられるような環境づくりを行っているそうです。

施術に関する話題だけでなく、自宅でできるセルフケアや、他の美容施術の相談を受けることも多いとのことです。さやかさんご自身も美容に関しては常にアンテナを張っており、お客様と情報交換をすることもあるそうです。

他社との違いや強み

ミーパス編集部

村上さんの考える、他社との違いや強みを教えていただけますか?

さやかさん

お客様からよくお声をいただくのは、看護師がやっているサロンということ、プライベートな空間で安心して施術を受けられるというところですね。

自宅の一部を店舗として利用しているので、一般的なサロンと比べると小さめな空間なので、窮屈に感じられていないか心配だったのですが、逆にそれが安心感につながっているようです。

お客様から支持されているポイント ①明朗会計

ラパンダのサロンでは、金額を明示し、回数券の制度なども設けず、全てのメニューを都度払いで提供されています。もちろん、他のメニューや2回目以降の施術を強く勧めることもありません。

実際にお客様からも「1回だけやるのが選べるのが良くて来店した」と言われたこともあるようで、アートメイクは、安価な施術ではないため、自分のタイミングで、やりたい時に通えるというのも安心してもらえるポイントかもしれないとお話しされていました。

お客様から支持されているポイント② 実績

アートメイクの施術を受けられる方は、「眉毛が薄い」「うまく左右対象に眉が描けない」「スポーツや汗などで描いた眉が消えてしまう」といったお悩みを抱える方が多いようです。長年このような悩みを抱え、意を決して来店されると言います。

アートメイクを始めて以来、十数年いろんな人の眉毛を見てきたさやかさん。

これまでの経験からデータベースが蓄積されており、顔の輪郭や印象など、多くのパターンがインプットされています。そのため、目指す印象や似合う形などを一緒に実現できるといいます。

さやかさん

こういった、長年悩まれてきたお客様からは「もっと早くやっておけばよかった!」と言っていただくことが多いです。

喜んでいただけて私自身のやりがいにもつながっています。

お客様から支持されているポイント ③公式LINEの活用

さらに、公式LINEで気軽にやり取りができるのも、強みのひとつ。

導入前は、電話のやり取りで、施術中で出られないことや、距離が近いサロンだからこそお客様が気を遣ってしまうことも多かったようですが、連絡へのハードルが下がり、気軽さや親しみやすさを感じている方も多くいらっしゃいます。

さやかさん

専門家に依頼して、LINE内でメニューやよくある質問などをみていただけるようにしています。お客様からも見やすいと好評です。

ありがたいことに、お客様から紹介でいらっしゃる方も多く、事前にお客様自身で情報を取ってくださり、質問していただいたり、予約などの調整もできるので、よりお客様と密にコミュニケーションが取れるようになっりました

アートメイクサロン ラパンダの主な顧客層

ミーパス編集部

アートメイクラパンダに来店される方は、どういったお客様が多いですか?

さやかさん

女性で、自分の眉にコンプレックスがある方が多いです。

年齢層は、30〜50代前後の方が多いですが、最近では娘さんのご紹介で、90代の方も来店されましたね。

「年齢を重ねても、美しくありたい」そんな願いを叶える場として、来られている方が多いラパンダ。

「近年は、男性の方も徐々に増えてきているんですよ」とさやかさん。転機になったのはコロナ禍で、リモート会議が普及したことでした。

普段あまり鏡でじっくりと自分の顔を見ることがない男性が、オンラインミーティングツールを通して、これまで以上に自分の顔を見る機会が増えて、違和感を抱く方も多いのだとか。

さやかさん

怒っていないのに、怒っていると思われていたことに悩んでいた男性のお客様がいました。

本人は、なんでだろう…と疑問を感じながらもその原因が全くわからない状態で、ある時、オンライン会議で画面に映る自分の顔をみて、気づいたそうです。

その方は、眉毛がほとんどなくて、他の方からは、怒っているような表情に見えていたようです。

たかが眉毛と思われるかもしれませんが、表情や印象を大きく変えるパーツの一部です。最近では、営業の方や経営者など人前に出るお仕事をされる男性の来店やご相談が増えているとのことです。

「男性はメイクをすることも少ないですし、指摘されるまでなかなかわからない、自分事にとらえられにくいのも現実。けれど、少し眉を整えるだけで印象は一気に変わります。」とお話しされていました。

アートメイクサロンラパンダでは、アートメイクの他様々な美容メニューを展開しており、お客様からの要望をもとに代表のさやかさん自身も実際に試して、実感できたメニューが揃っています。

フォトフェイシャルや美容脱毛は、アートメイク施術の待ち時間に同日に行える施術として人気です。また、最近では、韓国で話題となっているローマピンクも導入し始めたとのこと。

見た目を綺麗に整えるだけでなく、肌本来の力を引き出したり、自分自身の素材を活かすことを重視して施術メニューを選んでいるそうです。

アートメイクサロン ラパンダの口コミ

ミーパス編集部

これまでサロンを運営されてきたなかで、印象に残っているエピソードはありますか?

さやかさん

いろんな方が浮かびますが、1番となるとアメリカから来られたお客様ですね。

日本にいる知り合いの紹介で来店したこのお客様は、もともと眉が全くない状態で、毎日ご自身で全て描いていたとのこと。アートメイクの施術を行い、鏡をみてもらった途端、涙を流されて喜ばれたそうです。

さやかさん

国境を超えて当店にお越しいただいたこと、そして、私の施術を、涙がこぼれるほど喜んでくださったことに、とても感動しました。

ラパンダでは、Googleだけでなく、LINEでもお客様からご感想をいただくことがあるそうです。

お客様からの声(一部抜粋)

アートメイクサロン ラパンダの評判|リピートや紹介来店が多い理由

ミーパス編集部

ラパンダには、リピートや紹介を受けて来られる方が多いと聞きました。サロンをするなかで、さやかさんが心がけていることは何かありますか?

さやかさん

プライベートサロンだからこそ、目の前の相手に寄り添った施術ができているところです。

アートメイクサロンに興味はあるけれど、いざ行ってみるのはなかなか…という声を多く聞きます。

そのうちの理由としてよくあるのが、「無理な勧誘をされるのではないか」という懸念。

ラパンダでは、さやかさんがひとりひとりに向き合って、本当に合っているサービスを提供。さらに、プライベートサロンのため、他の人に内容が聞こえてしまう、という心配もありません。

「1対1で話すのが得意」という村上さんの長所が活かされた施術。それを求めて、リピートや、紹介の輪が広がっているようです。

アートメイクサロンラパンダ代表 村上さやかさんの働き方と価値観

仕事と家庭の両立の工夫

ミーパス編集部

仕事や家庭とも並行されていると聞きしました。村上さんが意識している、両立の秘訣はありますか?

さやかさん

早起きをしています。そして、空き時間にできることはやる。あとは、子どもたちを信じて任せる勇気を持つことですね。

はじめは看護師一本でキャリアを積み重ねてきたさやかさん。「独立は厳しい道とわかっていたからこそ、とにかくがむしゃらでした」と当時を振り返ります。

特に意識していたのは、まずは覚悟を決めること、そして、空き時間にやれることはやるというストイックな姿勢でした。

さらに、当時は本業に加え、子育ても同時進行。基本的に子どもの自主性に委ねるほか、自分にできないことは旦那さんに任せることもあったそうです。

「時間があるときにやれるここはやる。そのうえで、思い切って任せる」このスタンスは、子育てをしながら培ってきたマインドだったと振り返ります。

大切にしている想い・理念

ミーパス編集部

これまでたくさんのお話を伺ってきましたが、村上さんが大切にしている想いはありますか?

さやかさん

まずは一歩、外の世界に踏み出してみることですね。

私自身、看護師から美容業界、それも独立してサロンを運営するなんて、「絶対にできない」と強く考えていました。

けれども、一歩挑戦してみたら、「できない」と思い込んでいたのはいい意味で嘘だったなと気づきました。

一歩外に出るまでは勇気がいるけれど、外に出たら「楽しい」が勝つし、やってみたらできないことはない。そして周りに、たくさんの挑戦している人がいることにも気づけます。

もちろん、いろんな不安もあるし、時には痛みを伴うけれど、「楽しい」が勝つんですよね、と前向きに語る楽しそうな姿が印象的でした。

アートメイクサロン ラパンダの今後の展望

今後挑戦したいこと、今後の展望

ミーパス編集部

村上さんが今後挑戦したいことはありますか?

さやかさん

アートメイクにこだわらず、出会いの幅を広げていきたいです。

楽しいことがあったらどんどん挑戦していきたい。そして、つながった人とのご縁を大切にしていきたい。

「事業拡大」は視野に入れつつ、挑戦と人脈をどんどん広げていきたい。その原点は、子育て中に抱いたある想いだったといいます。

さやかさん

子育て中は、自分のことにお金を使うなんて…と気が引けたんです。

けれど、自分にお金をかけることで、自分のことを大事にできるし、気持ちが華やいでいく。何より、周りにも幸せが伝播していく。

そんな輪をどんどん広げていけたらと思っていますね。

自分が綺麗になることで、自身も周りも楽しく明るく。最初は自分なんてと言っていたお客様が、来店ごとにどんどん綺麗になっていく___そんな変化を間近で見てきたさやかさん。

さやかさん

アートメイク自体、決して安いとは言えないかもしれない。

けれど、一歩を踏み出して素敵になっていく人を何人も見てきました。だから、これからも、そんなお手伝いができたら嬉しいですね。

アートメイクを通して、その人が本来持っている素顔の良さを引き出していく。

自分も、周りも、美しく。美容を中心に、幸せの輪をどんどん広げていくために、さやかさん自身も今後もさまざまなことにチャレンジし続けていくと語られていました。

まとめ

看護師から転身して、美容業界へ、さらにはサロンを立ち上げたさやかさん。終始、パッションがあふれるインタビューでした。

特に印象に残っているのは、「まずは一歩踏み出す」という、さやかさん自身が大切にされているマインドです。

これまでとは違うキャリアを積み上げることは、決して簡単ではありません。時には伴う不安や痛みさえも武器にして前に進んでいくその姿に、私自身も勇気をもらいました。

アートメイクを通して、美しく、そして、自信を取り戻していく。これからも、ラパンダを通してたくさんの幸せが伝播していくと思うと、今後の活躍に目が離せません。

会社概要

サロン名アートメイクサロン ラパンダ(La panda)
運営会社合同会社Pandabase
代表者名村上さやか
設立2022年12月
住所東京都品川区西五反田4-18-6
Webサイトhttps://www.la-panda.jp
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